不眠症のオンライン診療おすすめ7院を比較! 安い院や選び方を網羅|エビスノブクリニック 幹細胞治療に着目した原因医療|恵比寿駅徒歩5分

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不眠症のオンライン診療おすすめ7院を比較! 安い院や選び方を網羅

   不眠症のオンライン診療おすすめ7院を比較! 安い院や選び方を網羅

不眠症のオンライン診療で最初に確かめたいのは、そのクリニックがどの薬を出せるかです。睡眠薬の一部は向精神薬に指定されており、2026年4月の法改正で、その症状等について対面診療を経ていない人への処方ができなくなりました。同じようにオンライン診療をうたっていても、実際に受け取れる薬は院によって違います。

不眠症・睡眠障害を診ている7院について、保険が使えるか、診察料と薬代はいくらか、どの薬を扱っているか、何時まで受診できるかを調べました。中身が分からない梱包で届くか、診断書を出してもらえるか。料金表に載らない条件も院ごとに確認しています。

※2026年8月時点で、各院の公式サイトからオンラインでの不眠症・睡眠障害の診療を確認できた院を対象としています。料金・取り扱い薬は改定される場合があるため、初診予約の前に各院の公式サイトで最新の情報をご確認ください。

不眠症のオンライン診療の主要3院を保険適用・診察料・薬代で比較

   不眠症オンライン診療主要3院を比較

不眠症のオンライン診療は、健康保険が使える院と自由診療の院に分かれます。保険適用なら薬代まで3割負担、自由診療は全額自己負担。そのかわり自由診療には24時間予約や当日発送に対応する院が多く、速さで選ぶ余地があります。まずは主要3院を横並びにしました。

主要3院の費用・診察体制 比較表
DMMオンラインクリニック
DMMオンライン
クリニック
デジタルクリニック
デジタル
クリニック
クリニックフォア
クリニックフォア
保険適用 なし(自由診療) なし(自由診療) あり
※保険診療の内科で処方
診察料 0円 初診1,650円
※再診料は0円
3割負担の保険診療
※診療内容により変動
薬代の最安ライン 3,740円/月〜
※ラメルテオン錠8mg・らくらく定期便
3,272円/月〜
※通常プラン12ヶ月定期
保険適用の薬価
※薬局または配送で受け取り
取り扱い薬 オレキシン受容体拮抗薬4種/メラトニン受容体作動薬/漢方2種ほか計9種類 デエビゴ/ラメルテオン/漢方2種ほか計6種類 睡眠薬・漢方(保険適用の範囲内で医師が判断)
送料 550円
※当日便は別途加算
550円
※バイク便は3,000円〜
薬局受け取りまたは配送
診察方法 ビデオ通話 電話
※顔出し不要
ビデオ通話・対面
診療時間 24時間 24時間365日 WEB予約は24時間
※診察枠は診療内容・日により異なる
対面院 なし(オンライン専門) 都内に拠点あり 全国18院
配送 最短当日
※東京23区・大阪市24区/追加費用あり
最短当日発送・ポスト投函 薬局受け取りが可能
公式サイト

※すべて税込。2026年8月時点で各院が公開している代表的なプランの一部です。薬剤・用量・処方日数によって金額は変わります。

特徴は3院それぞれ違います。DMMオンラインクリニックは診察料がかからず、薬の種類が9つと多いです。デジタルクリニックは電話診察で顔を映さずに済み、24時間365日診察に対応しています。クリニックフォアは保険が使えて、全国18院で対面に切り替えられます。直近でどうにかしたいのか、半年続ける前提で費用を抑えたいのかで、見る院が変わります。

不眠症のオンライン診療を受けられるおすすめのクリニックの選び方

   不眠症オンライン診療クリニック選びの3つの軸

広告の露出や表示価格だけで申し込むと、想定していた薬が出てこなかったり、月々の負担が思ったより重くなったりします。不眠症は数ヶ月続くこともある治療です。保険の有無・処方できる薬・受診のしやすさの3点を先に決めれば、候補はかなり絞り込めます。

保険診療か自由診療かで1ヶ月の負担額が変わる

出発点は健康保険が使えるかどうかです。不眠症は保険適用される疾患なので、保険診療の医療機関ならオンラインでも3割負担で受診できます。自由診療の院は診察料が0円でも、薬代がまるごと自己負担になります。

ただし保険診療が必ず安いとは限りません。オンライン診療のシステム利用料は保険適用外で、院によって金額の設計がかなり違います。エニキュアは初診4,400円・再診2,420円、ファストドクターは初診が18時まで2,100円で18時以降1,100円、再診3,300円。診察料と薬代だけを見て比べると、実際の請求額とずれます。

比べるときに拾う項目は4つです。診察料(保険の3割負担か自由診療の定額か、初診と再診で変わるか)、システム利用料、薬代、そして送料。DMMオンラインクリニックとデジタルクリニックでは送料550円がかかるので、毎月届けば年間6,600円が上乗せされます。不眠症の治療は初回だけで終わらないことを踏まえ、3ヶ月続けた場合の合計で比べておくと、あとから重く感じにくくなります。

オンラインで処方できる睡眠薬は2026年4月の法改正で絞られている

ここが最も見落とされやすい点です。2026年4月1日施行の医療法施行規則第9条の6の13第3項により、オンライン診療では、初診でなくかつその症状について対面診療を経ている場合を除いて、麻薬および向精神薬を処方できません。厚生労働省が2026年4月21日に出した疑義解釈資料(その4)の問16では、初診をオンラインで受け、再診もオンラインで受けた場合の向精神薬の処方は認められないことが明示されました。

つまりその症状等について対面診療を経ていなければ、オンラインでは向精神薬にあたる睡眠薬を受け取れません。ゾルピデム(マイスリー)、エチゾラム(デパス)、ブロチゾラム(レンドルミン)、トリアゾラム(ハルシオン)、フルニトラゼパム(サイレース)などが該当します。

オンライン完結で処方できる薬・できない薬
区分 主な薬剤 オンライン完結での可否
向精神薬 マイスリー(ゾルピデム)/デパス(エチゾラム)/レンドルミン(ブロチゾラム)/ハルシオン(トリアゾラム)/サイレース(フルニトラゼパム)ほか 不可
※対面診療を経ている場合を除く
オレキシン受容体
拮抗薬
デエビゴ(レンボレキサント)/ベルソムラ(スボレキサント)/クービビック ほか 可
メラトニン受容体
作動薬
ロゼレム(ラメルテオン)とそのジェネリック 可
漢方薬 酸棗仁湯/加味帰脾湯/加味逍遙散 ほか 可

※参照:厚生労働省「疑義解釈資料の送付について(その4)」令和8年4月21日

各院の対応は割れています。ファストドクターは公式FAQで向精神薬を処方できないと明記し、必要に応じて代替薬を提案する運用。エニキュアはベンゾジアゼピン系の睡眠薬について、同法人内のクリニックで一度対面受診・処方を受ければ、その後はオンラインで継続処方できると案内しています。デジタルクリニックはそもそもマイスリーやハルシオンを取り扱っていません。

ベンゾジアゼピン系が必要になりそうなら、対面院とつながっている院を最初から選んでおくと二度手間になりません。エニキュアは全国6ヶ所の提携先、クリニックフォアは全国18院、デジタルクリニックは都内に拠点があります。

受診できる時間帯と薬の到着日数を生活リズムに合わせる

眠れない日が続いている場合、何時に受診できるかも大きな決め手になります。平日昼間しか枠がない院だと、受診のたびに仕事を調整することになります。

今回の7院で最も遅くまで診ているのは、DMMオンラインクリニックとデジタルクリニックの24時間対応です。深夜に思い立ってもその場で予約を進められます。エニキュアは24時まで、Oops HEARTは診察カレンダーで診察時間を確認する形式で、ファストドクターは朝7時から23時まで診察枠があります。

利便性の確認ポイント
  • 診療時間:平日のみか、深夜・休日も枠があるか
  • 診察形式:ビデオ通話か電話か(顔を映したくない場合は電話対応の院に絞る)
  • 薬の受け取り:自宅配送か、近くの薬局で受け取れるか
  • 最短到着:翌日か当日か、当日便の対象エリアと追加費用
  • 診断書:休職などで必要になる場合、発行に対応しているか

薬局受け取りに対応していれば、診察したその日のうちに薬を手にできる可能性があります。急いでいるなら、配送スピードだけでなく受け取り方の選択肢も見ておいてください。

不眠症のオンライン診療を受けられるおすすめ7院を料金や診察体制で比較

   不眠症オンライン診療7院を比較

オンラインから不眠症・睡眠障害の診療を受けられる7院を、料金・処方薬・診察体制の3点で一覧にしました。

おすすめ7院の費用・診察方法 一覧
クリニック 保険 診察料 薬代の目安 診察方法・診療時間
DMMオンラインクリニック 自由診療 0円 3,740円/月〜
※ラメルテオン錠8mg・定期便
ビデオ通話/24時間
デジタルクリニック 自由診療 初診1,650円
※再診0円
3,272円/月〜
※通常プラン12ヶ月定期
電話/24時間365日
クリニックフォア 保険適用 3割負担
※診療内容による
保険適用の薬価
※薬局での支払い
ビデオ通話・対面/全国18院
エニキュア 保険適用 初診5,150円
※再診2,650円・システム利用料込
14日分300円程度
※3割負担・配送料429円
ビデオ通話/8:00〜24:00・土日祝も
ファストドクター 保険適用 初診3,000円〜
※再診3,750円〜・システム利用料込
保険適用の薬価
※配送料100〜300円
ビデオ通話/年中無休7:00〜23:00
Oops HEART 自由診療 初診6,028円
※30分・再診2,178円〜
7日分1,628円〜
※デエビゴは7日分2,178円
オンライン/診察カレンダーで確認
ネムリノミカタ 保険適用 3割負担
※金額は公式サイトで確認
保険適用の薬価 オンライン/平日10:00〜14:00・19:00〜22:00

※すべて税込。薬剤・用量・処方日数によって金額は変わります。金額は2026年8月時点の公開情報です。保険診療の金額は3割負担の目安であり、実際の診療内容により変動します。

自由診療の3院は薬代が月3,000円台から1万円超まで開きがあり、保険診療の4院はシステム利用料の設計で差がつきます。ただし先に決めるべきは「安いのはどこか」ではなく「自分に必要な薬を出せるのはどこか」です。合わない薬を安く手に入れても意味がありません。

条件別のクリニック選択の目安
  • とにかく早く薬がほしい・深夜に相談したい → DMMオンラインクリニック/デジタルクリニック
  • 月々の負担を抑えて長く続けたい → クリニックフォア/ファストドクター/ネムリノミカタ
  • 休職や傷病手当のための診断書が必要 → エニキュア/ファストドクター/Oops HEART
  • 顔を映さずに診察を受けたい → デジタルクリニック(電話診察)
  • じっくり原因から相談したい・カウンセリングも受けたい → Oops HEART/エニキュア
  • 不眠以外の睡眠の問題も相談したい → ネムリノミカタ/ファストドクター
診察料0円・24時間診療・取り扱い薬9種類

DMMオンラインクリニック

DMMオンラインクリニックのおすすめポイント
  • 診察料0円。かかるのは薬代と配送料550円だけ
  • 睡眠薬9種類を扱い、オレキシン受容体拮抗薬だけで4種類そろう
  • ラメルテオン錠8mgならららくらく定期便で1ヶ月3,740円(税込)
  • 24時間受付。東京23区・大阪市24区は当日中に届く
  • 自宅のほかコンビニ・宅配ロッカーでも受け取れる

DMMオンラインクリニックの持ち味は、薬の選択肢の多さです。オレキシン受容体拮抗薬(ボルズィ・クービビック・デエビゴ・ベルソムラ)、メラトニン受容体作動薬(ラメルテオン)、漢方薬(加味帰脾湯・酸棗仁湯)まで9種類。最初の薬が合わなかったときに、院を変えずに切り替えられます。

費用は診察料0円、配送料550円(税込)。最安はラメルテオン錠8mg・エスゾピクロン錠2mg・リスミー錠2mgで、らくらく定期便ならいずれも1ヶ月3,740円(税込)です。エスゾピクロンとリスミーは習慣性医薬品ですが、麻薬及び向精神薬取締法上の向精神薬には該当しません。2026年4月改正による処方制限とは別の扱いになります。ただし処方するかどうかは診察した医師が判断するため、希望があれば問診票に書いておいてください。

DMMオンラインクリニックの料金
項目 料金(税込)
診察料0円
ボルズィ錠5mg/10mg単月8,250円/15,400円、定期便7,150円/13,200円
※オレキシン受容体拮抗薬
クービビック錠25mg/50mg単月6,050円/11,550円、定期便5,500円/10,780円
※オレキシン受容体拮抗薬
デエビゴ錠5mg/10mg単月8,690円/17,380円、定期便7,370円/14,740円
ベルソムラ錠20mg単月11,550円、定期便10,780円
ラメルテオン錠8mg(ロゼレムGE)単月4,400円、定期便3,740円
エスゾピクロン錠2mg/3mg単月4,400円/6,600円、定期便3,740円/5,610円
※習慣性医薬品。麻薬及び向精神薬取締法上の向精神薬には該当しない
リスミー錠2mg単月4,400円、定期便3,740円
※習慣性医薬品。麻薬及び向精神薬取締法上の向精神薬には該当しない
加味帰脾湯/酸棗仁湯単月8,690円/5,280円、定期便7,370円/4,510円
送料550円
※当日便(東京23区・大阪市24区)は別途追加費用

単月購入と定期便では1ヶ月あたり600〜2,600円の差が出ます。らくらく定期便は発送2日前まで手数料なしで解約できるので、続くかどうか読めない段階でも申し込みのハードルは低めです。

制限もあります。18歳未満と75歳以上は処方対象外。精神科・心療内科にかかっている人も対象外です。うつ病などの治療と並行して不眠を相談したい場合は、保険診療の心療内科を選ぶことになります。

DMMオンラインクリニックの基本情報
項目 内容
保険適用なし(自由診療)
診察方法オンライン(ビデオ通話)
全国院数オンライン専門(実店舗なし)
診療時間24時間
予約方法WEBで診療科目・日時を選択(約30秒)→問診票記入(約5分)→ビデオ通話診察(約5分)
配送通常配送のほか、東京23区・大阪市24区は当日便を選択可(追加費用あり)
受け取り方法自宅・コンビニ・宅配ロッカー
定期便らくらく定期便あり(発送2日前まで解約可・解約手数料なし)
処方できない方18歳未満、75歳以上、精神科・心療内科を受診中の方
再診タイミング1年分の処方後に再診が必要
24時間365日予約・電話診察で顔出し不要・月3,272円〜

デジタルクリニック

デジタルクリニックのおすすめポイント
  • 24時間365日いつでも予約でき、最短1時間後に診察を受けられる
  • 診察は電話で約5分。顔を映さずに済む
  • 通常プランは12ヶ月定期で1ヶ月3,272円(税込)
  • 7日分3,630円(税込)のお試しプランで、睡眠薬と漢方を一緒に試せる
  • マイスリーやハルシオンなど依存性の懸念が大きい薬は扱わないと公式に明記

デジタルクリニックは、扱う薬をあえて絞っています。公式サイトに「マイスリー、サイレース、デパス、レンドルミン、ハルシオン等は取り扱いなし」と書いたうえで、エスゾピクロン・デエビゴ・リスミー・ラメルテオン・酸棗仁湯・加味帰脾湯の6種類を掲載。何が出てくるかが受診前に読めるので、初めて睡眠薬を使う人でも身構えずに済みます。

費用は初診料1,650円(税込)、再診料0円、送料550円(税込)。通常プラン(エスゾピクロン/リスミー/ラメルテオンのいずれか)は1ヶ月定期で3,850円(税込)、12ヶ月定期なら1ヶ月あたり3,272円(税込)まで下がります。エスゾピクロンとリスミーは習慣性医薬品ですが、麻薬及び向精神薬取締法上の向精神薬には該当しません。ラメルテオンとデエビゴも同様で、6種類すべてが2026年4月改正の処方制限の対象外です。

デジタルクリニックの料金
項目 料金(税込)
初診料/再診料1,650円/0円
通常プラン
(エスゾピクロン/リスミー/ラメルテオン)
1ヶ月定期3,850円、3ヶ月3,657円/月、6ヶ月3,465円/月、12ヶ月3,272円/月
デエビゴ1ヶ月定期7,480円、12ヶ月6,358円/月
※5mg30錠/月の場合
酸棗仁湯1ヶ月定期4,620円、12ヶ月3,927円/月
※60包/月
加味帰脾湯1ヶ月定期7,480円、12ヶ月6,358円/月
※60包/月
お試しプラン(7日分)3,630円
※入眠改善または熟睡プラン。睡眠薬7錠+漢方14包
送料550円
※バイク便による当日配送(東京・神奈川・千葉・埼玉)は3,000円〜
支払方法クレジットカード・デビットカード・PayPay・NP後払い・代金引換・医療ローン

12時までに診察と決済を終えれば当日発送、翌日到着が目安です。伝票の依頼主は「同上」、品名は日用品と書かれ、クリニック名は出ません。ポスト投函なので、受け取りのために家にいる必要もありません。

定期配送に期間の縛りはなく、次回決済までに公式LINEへ連絡すればプランの変更も停止もできます。ただし発送済みの薬は返品・交換・キャンセルを受け付けていません。まずお試しプランで様子を見てから定期に移るのが安全です。

デジタルクリニックの基本情報
項目 内容
保険適用なし(自由診療)
診察方法オンライン(電話・約5分)
拠点都内に複数拠点を構える医療機関
診療時間24時間365日(WEB予約/最短1時間後)
取り扱い薬エスゾピクロン・デエビゴ・リスミー・ラメルテオン・酸棗仁湯・加味帰脾湯
取り扱いなしマイスリー・サイレース・デパス・レンドルミン・ハルシオン等
配送最短当日発送・ポスト投函/バイク便による当日配送も可
梱包依頼主「同上」・品名「日用品」で発送
解約期間の縛りなし。次回決済までに公式LINEで連絡
保険診療で不眠症の薬を処方・全国18院で対面にも切り替えられる

クリニックフォア

クリニックフォアのおすすめポイント
  • 保険診療の内科で不眠症の薬を処方。初診からオンラインで受けられる
  • 全国18院の対面クリニックがあり、必要になれば来院に切り替えられる
  • オンラインと対面でカルテが共有されるため、説明をやり直さずに済む
  • 加味逍遙散などの漢方薬にも対応
  • 予約はWEBから24時間可能。アプリのインストールは不要

クリニックフォアの強みは、保険診療と対面院を両方持っていることです。2026年4月の法改正で、向精神薬にあたる睡眠薬はオンラインだけでは処方できなくなりました。対面院があれば、初診を来院にして2回目以降をオンラインに切り替える流れが同じ院内で完結します。治療が長引いたときに、この差が効いてきます。

費用は保険診療の3割負担。オンライン保険診療の料金は対面診療と大きく変わらないと公式サイトが案内しており、診療報酬点数表に基づいて計算されます。薬は保険適用の薬価で薬局または配送で受け取るため、自由診療の定額プランより月々の負担を抑えやすい設計です。

クリニックフォアの料金
項目 料金
診察料保険診療(原則3割負担)
※診療報酬点数表に基づき、診療内容により変動
薬代保険適用の薬価
※処方される薬剤・日数による
受け取り薬局受け取りまたは配送
支払方法クレジットカード、銀行振込
必要なものマイナ保険証または資格確認書
※お薬手帳があると診察がスムーズ

※保険診療の料金は診療内容によって変わります。システム利用料の有無を含め、初診予約の前に公式サイトで最新の金額をご確認ください。

最短で薬が届くタイプの院ではありません。速さより、費用を抑えながら同じ医師に診てもらい続けたい人に向いています。近くに対面院があるなら、オンラインでの診療が難しい場合に対面診療へ切り替えられます。

クリニックフォアの基本情報
項目 内容
保険適用あり(保険診療の内科で不眠症の薬を処方)
診察方法オンライン(ビデオ通話)・対面
全国院数18院
※最新の院数・所在地は公式サイトで確認
診療時間WEB予約は24時間
※診察枠は診療内容・日によって異なる
予約方法WEB/アプリ不要のブラウザ完結型
カルテ共有クリニックとオンライン診療で共有
対応する治療睡眠薬・漢方薬(加味逍遙散など)
ほかの診療科内科ほか複数科目に対応
保険適用の精神科・心療内科・朝8時から24時まで土日祝も診療

エニキュア

エニキュアのスペック画像
エニキュアのおすすめポイント
  • 健康保険が使える精神科・心療内科のオンライン診療(3割負担)
  • 朝8時から24時まで、土日祝も診療。初診でも当日枠がある
  • 初診5,150円・再診2,650円と料金が明示され、薬代は14日分300円程度
  • 診断書は最短即日発行。傷病手当金の意見書にも対応
  • ベンゾジアゼピン系が必要な場合、提携クリニックで一度対面を受ければオンラインで継続処方できる

エニキュアは、不眠の背景まで一緒に診てもらえる点が他院と違います。眠れない状態は、うつ病・適応障害・不安障害の症状として現れることがあります。精神科・心療内科として保険診療を行う院なら、原因が別の疾患にあると分かっても、そのまま治療を続けられます。

費用の内訳が公開されているのも判断しやすいところです。初診5,150円は初診料760円とシステム利用料4,400円の合計、再診2,650円は再診料230円とシステム利用料2,420円。同法人内のクリニックで一度対面受診をすると、以降のシステム利用料が891円まで下がります。長く続けるなら、この差は大きくなります。

エニキュアの料金
項目 料金(税込)
初診(合計)5,150円
※初診料760円+システム利用料4,400円
再診(合計)2,650円
※再診料230円+システム利用料2,420円
対面受診後のシステム利用料891円
※同法人内のクリニックで対面受診した場合
薬代300円程度(14日分)
※3割負担・処方内容による
カウンセリング2,980円(30分)
診断書4,400円
※保険適用外
配送料自宅配送429円/当日便1,309円
※薬局受け取りは処方箋連携料495円+薬局での支払い
キャンセル料3日以上前は0円/2日前30%/前日50%/当日70%

薬は無地のレターパックで届き、送り主はクリニック名か医師の個人名から選べます。通常2〜4日でポストに投函されます。コンビニ受け取りとロッカー受け取りには対応していません。なおクレジットカードの明細には運営会社名が記載されます。

2026年4月の法改正は保険診療にも同じく適用されます。エニキュアはベンゾジアゼピン系の睡眠薬・抗不安薬について、事前に同法人内のクリニックで対面受診と処方を受ければ、その後はオンラインで継続処方できると案内しています。対面が必要になったときは、東京2ヶ所・埼玉・京都・大阪・福岡の提携先クリニックを紹介してもらえます。

エニキュアの基本情報
項目 内容
保険適用あり(3割負担)
診療科精神科・心療内科
診察方法オンライン(ビデオ通話)/予約・問診・支払いはLINEで完結
診療時間8:00〜24:00(土日祝も診療)
※予約は24時間可能
診察時間の目安初診20分程度/再診10分程度
対面院提携先6ヶ所(恵比寿・池袋・浦和・四条烏丸・あべの天王寺・天神)
薬の受け取り自宅配送(通常2〜4日・ネコポス投函)または薬局受け取り
梱包無地のレターパック。送り主はクリニック名か医師の個人名を選択
診断書最短即日発行(恵比寿駅前メンタルクリニックが発行)
運営一般社団法人リカレ協会
年中無休7:00〜23:00・保険適用・薬局受け取りも選べる

ファストドクター

ファストドクターのスペック画像
ファストドクターのおすすめポイント
  • 年中無休で朝7時から23時まで診療。夜間も休日も受診できる
  • 健康保険が使え、3割負担なら初診3,000円〜(システム利用料込み)
  • 薬は宅配(配送料100〜300円)と近くの薬局受け取りから選べる
  • 不眠症だけでなく過眠症・睡眠随伴症・概日リズム睡眠障害にも対応
  • 向精神薬を処方しない方針を公式FAQに明記し、代替薬を提案する

ファストドクターが押さえているのは、普通のクリニックが閉まっている時間帯です。年中無休で朝7時から夜23時まで、心療内科・精神科の医師が対応します。診察は提携先の新宿ホームクリニックに所属する医師が担当します。

費用は保険適用の3割負担ですが、システム利用料は保険適用外です。初診のシステム利用料は18時まで2,100円、18時以降は1,100円と、遅い時間のほうが安く設定されています。再診は時間帯を問わず3,300円。診察料と合わせた目安は初診3,000円〜、再診3,750円〜です。

ファストドクターの料金
項目 料金(税込)
初診(7:00〜22:00)3,000円〜
※3割負担・システム利用料込み
初診(22:00〜23:00)4,100円〜
再診3,750円〜
※時間帯を問わず
システム利用料初診:18:00まで2,100円/18:00以降1,100円
再診:時間帯を問わず3,300円
※保険適用外
薬代保険適用の薬価
※処方日数に応じて加算
配送料100〜300円
※薬局受け取りを選ぶことも可能
診断書発行に対応(原則PDF形式)
支払方法クレジットカード・コンビニ後払い

処方される薬は、メラトニン受容体作動薬・オレキシン受容体拮抗薬・漢方薬・催眠作用のある抗不安薬・抗うつ薬など。公式FAQに厚生労働省のガイドラインに従って向精神薬の処方は行えないと書いたうえで、必要に応じて代替薬を提案するとしています。法改正への対応をはっきり示している数少ない院です。

診察時間は初診15分、再診5〜10分が目安。過眠症は脳波検査や血液検査が必要になるため、睡眠専門外来を紹介されることがあります。18歳未満の受診には保護者の同席が必要です。

ファストドクターの基本情報
項目 内容
保険適用あり(各種医療制度・保険適用)
診療科心療内科・精神科
診察方法オンライン(ビデオ通話)
診療時間年中無休 7:00〜23:00
診察時間の目安初診15分程度/再診5〜10分程度
薬の受け取り宅配(最短で診察日の翌日発送)または近くの薬局
対応する症状不眠症・過眠症・睡眠随伴症・概日リズム睡眠障害ほか
向精神薬処方不可(代替薬を提案)
提携医療機関新宿ホームクリニック(東京都新宿区)
初診30分のカウンセリング・医師を選べる・変更もできる

Oops HEART(ウープス ハート)

Oops HEARTのスペック画像
Oops HEART(ウープス ハート)のおすすめポイント
  • 初診は30分。問診票と20問の心理検査を経て、医師とじっくり話せる
  • 予約時に医師を指名でき、合わなければコーディネーターを通じて変更できる
  • 再診は5分・15分・30分から選べるので、費用を調整しやすい
  • 睡眠日誌・睡眠衛生指導など、薬に頼らない方法も用意されている
  • サービス利用(予約など)は24時間可能。診察時間は診察カレンダーで確認

Oops HEARTは自由診療で、健康保険が使えません。そのぶん初診に30分を確保する設計になっています。事前にオンライン20問の心理検査を入力し、医師とのカウンセリングで症状の背景を探る流れ。短時間で薬だけ出されることを警戒している人には、時間が明示されているのが安心材料になります。

初診は30分で6,028円(税込)。再診は5分2,178円、15分4,378円、30分8,778円(いずれも税込)から医師が提案します。薬は7日分1,628円(税込)から。デエビゴは7日分2,178円(税込)、ロゼレムのジェネリック(ラメルテオン)は7日分1,628円(税込)です。診断書は1枚4,840円(税込)でPDF発行されます。

Oops HEART(ウープス ハート)の料金
項目 料金(税込)
初診(30分)6,028円
再診(5分)2,178円
※現在の状態や薬の効果・副作用の確認
再診(15分)4,378円
※最も一般的
再診(30分)8,778円
デエビゴ7日分2,178円
ロゼレム(ジェネリック)7日分1,628円
ルネスタ7日分1,628円
※安全性を考慮し初診では処方なし。習慣性医薬品に指定
診断書1枚4,840円(PDF形式)
保険適用なし(自由診療)

医師のプロフィールが公式サイトに載っており、予約時に指名できます。精神科歴20年の医師、産業医資格を持つ医師、現役アスリートの医師など経歴はさまざま。初診後にコーディネーターがヒアリングを行い、希望すれば別の医師に変更できます。

通院の目安は、ストレスが主な原因の場合で平均3〜6ヶ月というのが公式サイトの説明です。自由診療なので、この期間の総額は保険診療より膨らみます。再診の時間を短くすれば費用は抑えられるので、初回に治療の見通しと通院回数を聞いておいてください。なお18歳未満(保護者同席なし)と65歳以上、精神科病棟への入院歴がある方は診察の対象外です。

Oops HEART(ウープス ハート)の基本情報
項目 内容
保険適用なし(自由診療)
診療科精神科・心療内科
診察方法オンライン(提携医療機関の精神科医が担当)
診療時間診察カレンダーで確認
※サービス利用(予約など)は24時間可能
予約方法公式LINEアカウントから
初診の流れ問診票・心理検査(5〜10分)→医師の診察(30分)→コーディネーターとの対話(5〜10分)
医師の指名・変更予約時に指名可。初診後に変更も可能
薬以外の治療睡眠日誌・睡眠衛生指導・心理療法など
受診できない方18歳未満(保護者同席があれば可)・65歳以上・精神科病棟への入院歴がある方など
配送最短翌日にポスト投函
運営株式会社SQUIZ
オンライン特化の睡眠専門クリニック・保険適用

ネムリノミカタ

ネムリノミカタのおすすめポイント
  • 2021年11月開設。オンライン診療に特化した睡眠専門クリニック
  • 健康保険が使えるため、自由診療の睡眠外来より月々の負担を抑えやすい
  • 不眠だけでなく睡眠時無呼吸症候群など睡眠全般を相談できる
  • 平日は19:00〜22:00の夜間枠があり、仕事終わりでも間に合う
  • 薬が必要な場合は郵送で届く

ネムリノミカタは、睡眠を専門にした診療科がオンラインに特化しているという点で、ほかの6院と毛色が違います。いびきや睡眠中の呼吸停止(睡眠時無呼吸症候群)、睡眠サイクルの乱れまで守備範囲。眠れない原因が別の睡眠障害にある可能性を含めて診てほしいときの選択肢になります。

公式サイトによれば、睡眠障害の患者は全国に2000万人いるとされる一方、外来に行く時間がないなどの理由で十分な治療を受けられている人は少ない状況です。オンラインに特化することで、これまで多忙で受診できなかった人が使えるクリニックを目指しているという立ち位置です。

ネムリノミカタの料金
項目 料金
診察料保険診療(原則3割負担)
※金額は公式サイトまたはLINE予約ページで確認
薬代保険適用の薬価
受け取り郵送に対応
保険適用あり

※料金は改定される場合があります。初診予約の前に公式サイトで最新の金額をご確認ください。

診療時間は平日10:00〜14:00と19:00〜22:00の2部制。土日祝の診療についてはLINEの予約ページで確認する運用です。24時間対応の自由診療クリニックと比べれば枠は限られますが、夜間枠があるので平日の仕事終わりには合わせられます。

所在地は大阪府堺市ですが、オンライン診療なので住んでいる地域は問いません。保険診療である点も含め、費用を抑えて睡眠の専門的な相談をしたい人に向いています。

ネムリノミカタの基本情報
項目 内容
保険適用あり
診療科睡眠専門外来
診察方法オンライン(オンライン診療に特化)
所在地大阪府堺市西区津久野町1-20-1 津久野メディカビル3F
診療時間平日10:00〜14:00/19:00〜22:00
※土日祝はLINE予約ページで確認
予約方法LINEから
対応する相談不眠・熟眠感の不足・睡眠サイクルの乱れ・睡眠時無呼吸症候群など
薬の受け取り郵送
開設2021年11月

速さと安さが同じ院にそろうことは、あまりありません。今夜どうにかしたいなら自由診療、半年続ける前提なら保険診療。この線引きだけ決めておけば、7院は2〜3院まで絞れます。

オンラインで処方される睡眠薬の種類と効果の違い

   不眠症オンライン診療睡眠薬の種類と効果

オンライン診療で扱われる睡眠薬は、大きく分けて3系統あります。オレキシン受容体拮抗薬、メラトニン受容体作動薬、漢方薬。これに加えて、麻薬及び向精神薬取締法上の向精神薬に該当しないエスゾピクロンやリルマザホン(リスミー)も処方されています。作用の仕方がそれぞれ違うので、症状に合うものを知っておくと初診で話が早く進みます。

オレキシン受容体拮抗薬は覚醒を抑えて自然な眠気を促す

デエビゴ(レンボレキサント)、ベルソムラ(スボレキサント)、クービビックが該当します。覚醒を維持する物質「オレキシン」の働きをブロックして眠りに入りやすくするタイプです。

脳の働きを直接抑え込むわけではないため、依存性は少ないとされています。考えごとが止まらず眠れない、夜中に何度も目が覚めるといった症状に使われることが多い系統です。副作用としては傾眠、頭痛、倦怠感などが挙げられています。

今回の自由診療3院はいずれもデエビゴを扱っており、DMMオンラインクリニックはこの系統だけで4種類を用意しています。

メラトニン受容体作動薬は体内時計を整えて睡眠リズムを戻す

ロゼレム(ラメルテオン)とそのジェネリックが該当します。体内時計を調節するメラトニン受容体に作用し、睡眠と覚醒のリズムを整えるタイプです。

飲んですぐ眠くなる薬ではなく、時間をかけて睡眠パターンを安定させます。昼夜逆転している、生活リズムをリセットしたいという場合に提案されやすい系統です。副作用にはめまい、頭痛、眠気、倦怠感などがあります。

価格は今回の自由診療3院すべてで最も安い部類です。DMMオンラインクリニックのラメルテオン錠8mgは定期便で1ヶ月3,740円(税込)、Oops HEARTのロゼレムジェネリックは7日分1,628円(税込)となっています。

漢方薬は体質から整えるアプローチ

酸棗仁湯(さんそうにんとう)と加味帰脾湯(かみきひとう)が代表格です。酸棗仁湯は手足のほてりや口の渇きで眠りにくい場合、加味帰脾湯は心身の疲れで気分が落ち込みやすい場合に用いられます。

即効性より体質改善を狙う位置づけで、睡眠薬に抵抗がある人の選択肢になります。ただし漢方にも副作用はあり、偽アルドステロン症やミオパチーなどが報告されています。自己判断で量を増やさず、医師の指示に従ってください。

オンラインで処方される主な睡眠薬の比較
系統 代表的な薬 向いている症状 オンライン処方
オレキシン受容体
拮抗薬
デエビゴ/ベルソムラ/クービビック 考えすぎて眠れない、夜中に目が覚める 可
メラトニン受容体
作動薬
ロゼレム(ラメルテオン) 昼夜逆転、睡眠リズムの乱れ 可
漢方薬 酸棗仁湯/加味帰脾湯 体質から整えたい、副作用を抑えたい 可
非ベンゾジアゼピン系
・ベンゾジアゼピン系
ルネスタ(エスゾピクロン)/リスミー/マイスリー ほか 寝つきの悪さ、中途覚醒 薬剤による
※マイスリーなど法令上の向精神薬は条件を満たさない限り不可。エスゾピクロン・リスミーは向精神薬に該当しない

※効果の現れ方には個人差があります。服用後は眠気や注意力・集中力の低下が翌朝以降に及ぶことがあるため、自動車の運転など危険を伴う機械の操作は避けてください。

どれが合うかは飲んでみないと分かりません。7日分のお試しプランがある院なら、少量で確かめてから続けるかを決められます。合わないと感じたら我慢せず、再診で切り替えを相談してください。

不眠症のオンライン診療にかかる費用を抑える4つの方法

   不眠症オンライン診療 費用を抑えるポイント

同じ薬でも、診療の枠組みとプランの選び方で1ヶ月の負担は変わります。効く順に4つ挙げます。

保険診療を選ぶと薬代が大きく下がる

最も効果が大きいのは保険診療の医療機関を選ぶことです。不眠症は保険適用される疾患なので、条件を満たせばオンラインでも3割負担で受診できます。

差が出るのは主に薬代です。自由診療で月4,000〜8,000円かかる薬が、保険診療なら14日分で300円程度という水準になることもあります。エニキュアの公開値がまさにその例です。3ヶ月以上続く見込みがあるなら、保険診療を軸に考える価値があります。

ただし保険診療の院は診察枠が限られることが多く、24時間予約や当日発送には対応していないのが一般的です。速さと負担の軽さは、たいてい両立しません。

お試しプランや7日分の処方から始める

いきなり定期便を申し込むと、体に合わなかったときに在庫が余ります。オンライン診療の初診で、基礎疾患等の情報が把握できていない場合は8日分以上を処方できません。この条件に当てはまるなら、まず7日分までで合うかどうかを確かめてください。

デジタルクリニックは7日分3,630円(税込)のお試しプランで、睡眠薬7錠と漢方14包を組み合わせて試せます。Oops HEARTも7日分1,628円(税込)からの処方に対応しています。

定期便やまとめ処方で1ヶ月あたりの単価を下げる

自由診療の院では、処方期間が長いほど1ヶ月あたりの金額が下がります。合う薬が決まった後なら、定期便に切り替えたほうが得です。

処方期間別の月額イメージ(デジタルクリニック通常プランの例)
処方期間 1ヶ月あたり(税込)
1ヶ月定期3,850円
3ヶ月定期3,657円
6ヶ月定期3,465円
12ヶ月定期3,272円

※デジタルクリニックの公開料金を参照(税込)。エスゾピクロン/リスミー/ラメルテオンの通常プランの場合。

順番を間違えないでください。長期の定期便は、その薬が自分に合うと分かってからです。解約の締め切りと返品の可否も、申し込み前に確認しておくと安全です。

システム利用料と送料を含めた実費で比べる

見落としやすいのがシステム利用料です。保険診療でもシステム利用料は保険適用外で、金額の設計は院ごとに違います。エニキュアは初診4,400円・再診2,420円ですが、同法人内のクリニックで一度対面受診すれば891円まで下がります。ファストドクターは初診が18時以降なら1,100円と、時間帯で変わります。

送料も積み上がります。自由診療の院は1回550円(税込)が相場で、毎月届けば年間6,600円。エニキュアの自宅配送は429円、ファストドクターは100〜300円で、薬局受け取りを選べば配送料はかかりません。

市販の睡眠改善薬やサプリとの違いとオンライン診療がおすすめな理由

   不眠症治療市販薬・サプリとオンライン診療との違い

眠れない日が続くと、まずドラッグストアの睡眠改善薬やサプリメントを試す人が多いはずです。手軽で費用も抑えられますが、位置づけがそもそも違います。

医師が原因を切り分けたうえで薬を選ぶ

オンライン診療の利点は、医師が問診の内容から、不眠の背景まで含めて判断することです。眠れない原因は一つとは限りません。ストレスや生活リズムの乱れのほか、うつ病や不安障害の症状として現れることも、睡眠時無呼吸症候群のような別の睡眠障害が隠れていることもあります。

持病・服用中の薬・睡眠の状況を伝えたうえで処方を受けられるので、飲み合わせの確認もできます。服用後に違和感があれば、処方元のクリニックに連絡すれば対応の指示をもらえます。相談先があるかないかは、実際に何か起きたときに差になります。

市販薬とサプリは不眠症の治療薬ではない

市販の睡眠改善薬は、一時的な不眠に使うもので、慢性的な不眠症を治療する薬ではありません。サプリメントに至っては分類上は健康食品で、医薬品ですらありません。健康の維持・増進が目的であり、症状の治療には用いられません。

数週間以上眠れない状態が続いているなら、市販品で様子を見るより医師に相談したほうが早く落ち着くことがあります。不眠を放置すると、生活習慣病やうつ病の引き金になる可能性も指摘されています。

市販の睡眠改善薬・サプリと医療機関の処方薬の違い
項目 市販薬・サプリ オンライン診療の処方薬
分類一般用医薬品または健康食品医療用医薬品
医師の診察なしあり(既往歴・併用薬を確認)
目的一時的な不眠の緩和/健康の維持・増進不眠症の治療
原因の切り分けできないほかの疾患の可能性を含めて医師が判断
副作用が出た場合相談先が限られる再診で用量調整や中止を相談できる

梱包と受け取り方法への配慮で続けやすくなる

受け取りで気になるのは、外装から中身が分かってしまわないかです。デジタルクリニックは伝票の依頼主を「同上」、品名を「日用品」と記載します。エニキュアは無地のレターパックで、送り主をクリニック名か医師の個人名から選べます。DMMオンラインクリニックは自宅のほかコンビニ・宅配ロッカーでの受け取りにも対応しています。

薬局受け取りができる院なら、そもそも自宅に配送物が届きません。同居家族がいる場合や日中に在宅していない場合は、この選択肢の有無が続けやすさを左右します。

不眠症のオンライン診療でよくある質問を総まとめ

不眠症の治療をオンライン診療で始める前に確認しておきたい点を、保険・処方薬・初診・継続の場面ごとにまとめました。

Q

不眠症の治療は保険適用されますか?

A
  • 不眠症は保険適用される疾患です。保険診療を行う医療機関であれば、オンライン診療でも原則3割負担で受診できます。
  • ただしすべてのオンラインクリニックが保険診療に対応しているわけではありません。今回紹介した7院のうち、クリニックフォア・エニキュア・ファストドクター・ネムリノミカタが保険適用、DMMオンラインクリニック・デジタルクリニック・Oops HEARTは自由診療です。
  • 保険診療でも、オンライン診療のシステム利用料は保険適用外で加算される場合があります。
Q

マイスリーやデパスをオンラインで処方してもらえますか?

A
  • その症状等について対面診療を経ていない場合、処方できません。2026年4月1日施行の医療法施行規則第9条の6の13第3項により、オンライン診療では、初診でなくかつその症状について対面診療を経ている場合を除いて、麻薬および向精神薬を処方できないとされています。
  • 厚生労働省が2026年4月21日に出した疑義解釈資料(その4)の問16では、初診をオンラインで受け、再診もオンラインで受けた場合の向精神薬の処方は認められないことが明示されました。
  • ゾルピデム(マイスリー)、エチゾラム(デパス)、ブロチゾラム(レンドルミン)、トリアゾラム(ハルシオン)などが該当します。エニキュアのように、提携クリニックで一度対面受診・処方を受ければオンラインでの継続処方に対応する院もあります。
Q

オンラインで処方してもらえる睡眠薬はどれですか?

A
  • 向精神薬に該当しない薬であれば、オンライン完結でも処方の対象になります。デエビゴ(レンボレキサント)、ベルソムラ(スボレキサント)、クービビックなどのオレキシン受容体拮抗薬、ロゼレム(ラメルテオン)などのメラトニン受容体作動薬、酸棗仁湯・加味帰脾湯などの漢方薬です。
  • エスゾピクロン(ルネスタの後発品)やリルマザホン(リスミー)も、麻薬及び向精神薬取締法上の向精神薬には該当しないため処方の対象です。ただし習慣性医薬品には指定されており、処方するかどうかは医師が診察して判断します。
Q

初診でどのくらいの日数分もらえますか?

A
  • オンライン診療の初診で、基礎疾患等の情報が把握できていない場合は8日分以上の処方ができないため、最大7日分となります。
  • 自由診療の院でも7日分のお試しプランを用意しているところがあります。まず少量で合うかどうかを確かめてから、継続を判断するのが安全です。
Q

薬代が最も安いのはどのクリニックですか?

A
  • 自由診療で見ると、デジタルクリニックの通常プランが12ヶ月定期で1ヶ月3,272円(税込)、DMMオンラインクリニックのラメルテオン錠8mgなどがらくらく定期便で1ヶ月3,740円(税込)です。
  • 保険診療では薬代を抑えやすくなります。エニキュアの薬代は14日分で約300円(3割負担)が目安です。ただしシステム利用料などが加算される院もあるため、総額は院によって異なります。
Q

顔を映さずに診察を受けられるクリニックはありますか?

A
  • デジタルクリニックは電話診察なので、顔を映す必要がありません。所要時間は約5分です。
  • ほかの院はビデオ通話が基本です。ビデオ通話に抵抗がある場合は、診察形式を事前に確認したうえで申し込んでください。
Q

配送時に中身がわかってしまいませんか?

A
  • デジタルクリニックは伝票の依頼主を「同上」、品名を「日用品」と記載します。エニキュアは無地のレターパックで、送り主をクリニック名か医師の個人名から選べます。
  • DMMオンラインクリニックは自宅のほかコンビニ・宅配ロッカーでの受け取りが可能です。ファストドクターとエニキュアは近くの薬局で受け取ることもできます。
  • クレジットカードの明細に運営会社名が記載される院もあるため、気になる場合は支払い方法もあわせて確認してください。
Q

休職のための診断書は発行してもらえますか?

A
  • エニキュア・ファストドクター・Oops HEARTが対応しています。エニキュアは4,400円で最短即日発行、傷病手当金の意見書や会社規定の書式にも応じています。Oops HEARTは1枚4,840円でPDF発行です。
  • 診断書の発行費用は保険適用外となるのが一般的です。また、診察なしでの書類発行は行われません。
  • 会社指定の書式があるか、PDF提出でよいか、原本が必要かを、事前に勤務先へ確認しておくと手続きがスムーズです。
Q

睡眠薬をやめられなくなることはありませんか?

A
  • オンライン診療で扱われることが多いオレキシン受容体拮抗薬とメラトニン受容体作動薬は、依存性が少ないとされる系統です。
  • ただし眠れるようになったからといって自己判断で急に中止すると、服用前より不眠が強まることがあります。やめるタイミングは必ず医師に相談してください。
Q

副作用が出た場合はどう対応すればよいですか?

A
  • 処方を受けたクリニックへ連絡すると、医師から対応の指示を受けられます。症状が出た時期・薬の名前・服用量を伝えると判断がしやすくなります。
  • 翌朝以降に眠気や注意力の低下が残ることがあります。服用した日は自動車の運転など危険を伴う機械の操作を避けてください。
Q

オンライン診療では対応できないケースはありますか?

A
  • 症状が重い場合や検査が必要な場合は、対面診療を案内されることがあります。過眠症では脳波検査や血液検査が必要になるため、睡眠専門外来を紹介されるケースがあります。
  • 年齢による制限を設けている院もあります。DMMオンラインクリニックは18歳未満と75歳以上、Oops HEARTは18歳未満(保護者同席があれば可)と65歳以上が対象外です。
  • ここ数日で状態が急激に悪化している場合、食事や水分がとれない場合、自分を傷つけたい気持ちがある場合は、オンラインではなくお近くの医療機関で対面の受診をしてください。

料金や取り扱い薬は各院が随時更新します。ここに挙げた金額は、初診予約の前に公式サイトで照合してください。服用中の薬や持病に関する疑問は、問診票の自由記入欄に書いておけば診察時に回答をもらえます。

不眠症のオンライン診療を受ける手順と注意点

   不眠症オンライン診療開始前の注意点

申し込みから受け取り、継続までの流れには、先に知っておくと後で困らない点がいくつかあります。問診票・受け取り方法・解約条件の3つを押さえておきましょう。

問診票で睡眠の状況と併用薬を正確に伝える

オンライン診療では、診察の前にWEB問診票を記入します。ここに書いた情報が、医師が薬を選ぶ根拠になります。記入の正確さがそのまま処方の精度につながります。

書く内容は、現在の症状、睡眠の状況(就寝時刻、寝つくまでの時間、夜中に目が覚める回数、起床時刻)、これまでの通院歴、持病、服用中の薬。お薬手帳を手元に置いて記入すると漏れがありません。

症状は4つのタイプに分けて伝えると通じやすくなります。寝つきが悪い「入眠障害」、夜中に何度も目が覚める「中途覚醒」、起きたい時間よりずっと早く目覚める「早朝覚醒」、睡眠時間は足りているのにぐっすり眠れた感じがしない「熟眠障害」。複数が重なることもあります。

薬の受け取り方法と配送スピードを申し込み前に選ぶ

薬は自宅への配送が基本ですが、受け取り方の選択肢は院ごとに違います。コンビニ・宅配ロッカー・薬局受け取りに対応していれば、不在時でも自分のタイミングで受け取れます。エニキュアはコンビニ受け取りとロッカー受け取りに対応していないなど、細かい違いがあります。

配送スピードは、翌日配送が標準の院と、追加費用で当日配送を選べる院に分かれます。DMMオンラインクリニックは東京23区・大阪市24区、デジタルクリニックはバイク便で東京・神奈川・千葉・埼玉が当日配送の対象です。自分の住むエリアが入っているか確認しておいてください。

受け取りに関する確認ポイント
  • 自宅以外の受け取り場所(コンビニ・ロッカー・薬局)に対応しているか
  • 標準配送の最短日数と、当日便の対象エリア・追加費用
  • 梱包の外観(伝票にクリニック名が出ない仕様になっているか)
  • クレジットカードの明細にどう表示されるか

定期便の解約ルールと返品条件を初回注文時に確認する

定期便を選ぶなら、解約のタイミングと手続き方法を先に確認しておくと、不要な継続や在庫の積み上がりを防げます。DMMオンラインクリニックのらくらく定期便は発送2日前まで解約可能で手数料はかかりません。デジタルクリニックは期間の縛りがなく、次回決済までに公式LINEで連絡すれば変更も停止もできます。

返品・交換は、一度発送された薬には応じない院がほとんどです。DMMオンラインクリニックは受け取りを拒否した場合も商品代金を返金しないとしています。エニキュアは予約のキャンセルにも料金が設定されており、当日キャンセルは診察費の70%です。

定期便を使うなら、次回発送日・解約申請の締め切り日・登録した支払い方法の3つを初回注文時に控えておいてください。合わないと感じた時点ですぐ止められます。

不眠症のオンライン診療は保険の有無・処方薬・受診時間の3点で選ぼう

不眠症の治療は、数週間で終わることも数ヶ月続くこともあります。だからクリニック選びでは、初回の安さより保険が使えるか・必要な薬を出せるか・受診できる時間帯が合うかを見てください。

紹介した7院はどれも、オンラインから不眠症・睡眠障害の診療を受けられます。ただし2026年4月の法改正により、その症状等について対面診療を経ていない人にオンラインで向精神薬を処方することはできません。ベンゾジアゼピン系を想定しているなら、対面院とつながっている院を選ぶか、最初から対面診療で始める必要があります。

重視する条件別の選び方
重視する条件 候補となる院 理由
月々の負担を抑える クリニックフォア/ファストドクター/ネムリノミカタ/エニキュア 保険診療のため薬代が3割負担。長く続けるほど差が出る
とにかく早く受診したい DMMオンラインクリニック/デジタルクリニック 24時間の予約枠があり、対象エリアなら当日中に薬が届く
処方薬の選択肢の広さ DMMオンラインクリニック オレキシン受容体拮抗薬4種類を含む9種類を扱い、合わなければ切り替えられる
顔を映さない診察 デジタルクリニック 電話診察で約5分。ビデオ通話が不要
診断書が必要 エニキュア/ファストドクター/Oops HEART 診断書の発行に対応。エニキュアは傷病手当金の意見書にも応じる
原因からじっくり相談したい Oops HEART/エニキュア 初診30分のカウンセリングや心理検査、精神科・心療内科としての診療体制
対面への切り替え クリニックフォア/エニキュア/デジタルクリニック 対面拠点があり、オンラインでの診療が難しい場合に対面診療へ切り替えやすい
睡眠全般を相談したい ネムリノミカタ/ファストドクター ネムリノミカタは睡眠時無呼吸症候群、ファストドクターは過眠症・睡眠随伴症・概日リズム睡眠障害にも対応

速さと選択肢の広さを両立させたいなら、DMMオンラインクリニックが両方の条件を満たします。数ヶ月続く見込みで費用を抑えたいなら、保険診療のクリニックフォアかファストドクター。眠れない背景に気分の落ち込みや強い不安があるなら、精神科・心療内科として診てもらえるエニキュアかOops HEARTを選べば、原因ごと相談できます。

初回の診察では、睡眠の状況・持病・服用中の薬・生活リズムを医師に伝えて薬を相談します。効果や副作用の出方には個人差があります。1種類で判断せず、合わなければ再診で切り替えを相談してください。

7院を比較して分かったこと

不眠症のオンライン診療は、保険が使えるかどうか、処方できる薬の範囲、受診できる時間帯と診察形式という3つの軸で比較できます。2026年4月の法改正により、その症状等について対面診療を経ていない場合はオンラインで向精神薬を処方できません。重視する条件が決まったら、候補院の公式サイトで最新の料金と取り扱い薬を確認したうえで初診を予約してください。

※本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、診断や治療方針を示すものではありません。処方の可否・薬剤・用量は医師の診察により判断されます。掲載している料金・サービス内容・取り扱い薬は変動する可能性があるため、最新情報は各クリニックの公式サイトをご確認ください。眠れない状態が続いてつらいと感じている場合は、一人で抱え込まず医師にご相談ください。症状が急激に悪化している場合や、自分を傷つけたい気持ちがある場合は、オンラインではなくお近くの医療機関で対面の受診をおすすめします。